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版権お題

悲哀を殺せる赤色 | 手を伸ばした先にあった君の背中の羽は、いつの間に切り落とされていたのだったろうか?| 愛を謳歌する殺人鬼 | 君だけに見せたかった僕の背中 | 首に伸ばされた手は首を絞めるためではないのだ | 未だ触れることのできない、差し出された指先 | 崇拝の向こうにあった敬愛と執着
(戯言7つ)

再び望むのは君の泣き顔と未だ救いを忘れられず私に向けられる行き場の無い小さな掌(フェルメート)
今日もまだ、彼を描くためのパズルのピースは嵌められない(ルーア)
伸ばされた指先は虚空を掠めて、けして貴方に触れることは叶わない。(モニカ)
永遠にも似た時間を生きた結果、そこに残るのは消えた貴方の体温、失ったその記憶。(チェス)
手から溢れたものはけして二度と拾い上げることは叶わないのだと思い知った運命のあの日。(シルヴィ)
けして共有することのできない過去の遺物と、ただ笑ってくれる親友のその存在だけが、己を壊すことを留めている(ヒューイ)
ただ愛するものだけが欲しかったあの日、ただ守ることが己の使命だと思っていたあの日、守られることを知らなかったあの日、愛されることを知らなかったあの日。(シャーネ)
失うことの恐怖を思い知る、全てが愛しい己の世界で(クレア)
この背中の後ろにある幸福だけが守りたくて、無くしたくなくて(フィーロ)
望み続けた幸福、願い続けた安寧、渇望し続けた笑顔、幸せな終わりだけを祈り続け、組み続けたこの二つの手は(エルマー)
何故この世界でそれほどまで思考を続け生き続かねばならないのかといつまでたっても理解することは叶わない、彼女の手を握り締めながら嘆いたあの日(アイザック)
幸福に生きようともがくのは罪悪なわけがないと僕は今日もまた涙を流した(ジャグジー)
人が死ぬことは罪悪ではないというのに人を殺すことは何故罪悪になりえるのだろうか?(ラッド)
(バッカーノ!キャラクターお題)

呪いなんてものが本当にあると思ってた?| ただ憎しみでもいいから、貴方と一緒に、居たくて。| 貴方の幸せを私が奪う。| 私、死んだほうが良かったかしら。 | 指先が求めるものは、貴方の熱・私を離せない貴方の両腕・いつでも優しい君の嘘。 | 貴方のためなら空だって捨てるよ。 | いつだって遠くに行ってしまう、幻と悪意。| 空色を殺した私。
(僕友)

二人は離れたら死んでしまうね。| きっとどこか体の一部を共有していた。| 苦しみを憎悪に悪意を飲み干し、全部、全部貴方を享受する。 | 手を離さないでいて。 | どうして一人になれないんだろう? | 二人でいれば、地獄すら愛しい。| 君の心臓と僕の首を半分こして、美味しく頂こうか、世界の果てで。
(出夢と理澄)

きっと彼女は僕を許さないだろう。| それは例えるならば愛にすら酷似した、| 僕の世界を一刻も早く壊してください。 | 君の先に見た終わり。 | 大嫌い大嫌い大嫌い人間なんて、大嫌い。 | 暖かな橙色は微かな熱も持たずに、天国のような地獄を照らす。 | 僕にどうか一筋の絶望を。
(時真)

平面上に構築される憎悪と薄っぺらな愛と全てを食い尽くす服従心(彼女からの死刑宣告を今か今かと待ち続ける僕らは)(ねぇもう既に死んでいるのではないでしょうか?)(くだらない脳髄)(つまらないことを考える暇があるのなら、お前のいらない頭なんて世界の裏側で飢えている子供達の腹の足しにでもなればいいわ)
 さぁ、どうぞ面白いことを言ってよ。
 二次元と三次元の混ざるこの小さな箱庭で、死んじゃうまでどうぞお茶なんていかがかしら?
 僕らは互いに互いを嫉んだ。
 指先がかすりもしなければ諦めもついたかもしれなかったのに。
 蒼色に縋ることを、けして赤色は許してはくれない
 この真っ赤な舌がまるで果実のようだったから
 さぁ今度は誰を被ろうか。全てを知った男は全てを彼女に捧げることを選ぶ
 橙色は時間を緩やかに殺した。
(戯言)

蒼色は止まらない赤色は粛清の橙色は永遠に孤独だった灰色は月に遠吠えする黄色は死に掛ける夢を見続ける紫色は目玉を無くした緑色はただ笑う(蒼色は止まらない赤色・・・
(ループ戯言)

 もう一度僕の隣で
 お前が楽しければけして何も望みはしない
 美しさを持つ絶対的な強者の後ろには(続く屍なんてのは腐るしか脳が無いただの肉片だよ)
 さぁ全部食べてよ。ひとかけらも残さず全部飲み干して頂戴
 夏の日照りはけして僕らを許しはしない
 濡れたその両の空がどうしても俺を見ることが無かったから
 ゼロからひゃくまで、意味のあるのは勝利だけだと、本当の戦士は本能で知っている
 手を伸ばすことすら忘れていた地に落ちた空は嗚咽を上げては空に戻ることを望み、そして一人で涙を流す
(アイシールド21)

 最後にどうか一度だけ、嘘みたいな白々しい愛の言葉でも嘯いてよ
 人を殺すことはどれだけ楽しいのでしょうね
 生まれついての「人を殺せる人」は目が腐っているのだわ
 僕を、人を殺すことについて優位な人間に作ってくれてありがとう
 暗澹とした闇夜に紛れて銀色は一人赤に染まっては狐を憎んで一人空へと昇る
 彼の幸せだけを望んでは何もかもを捧げて私は逝き絶える
 全部いらないから彼から何も奪わないで下さい
 許しを請いなさい
 命を捧げる祈りを殺しては鮮やかに咲き乱れるものだから
 嘘で織り上げる絹で、首を絞めるように
(NARUTO)

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藤下 | http://flag.aikotoba.jp/005/index.html